今人気の家族葬を行うポイント
家族葬は自宅で行うことも可能なの?
近年、耳にすることが多くなった家族葬ですがどういうものなのでしょうか。
簡潔にいえば、一般葬をそのまま小規模にした葬儀です。
通夜・葬儀・告別式・火葬という流れを2日間で行うことは同じで、違うのは規模です。
参列者が少なく、家族や親族や親しい知人だけで見送るのが特徴といえます。
人数が少ないので我が家で行うことも可能です。
斎場の小さめの場所や寺院などで行うことも出来ますが、最近では住み慣れた住宅を希望する人も増えています。
かつては自宅で葬儀を行うのが当たり前でしたが、住宅事情や住民の負担軽減のために斎場や葬祭ホールなどで行われるようになりました。
自宅で行う家族葬は一軒家だけでなく、マンションやアパートなどでも可能です。
しかしそれには条件があり、棺の出入りが可能な間取りであることです。
故人を安置するスペースや、葬儀を行うのに必要な祭壇・経机などの設置スペースも必要になります。
葬儀の際には家族や親族が座るスペースも確保しなければなりません。
マンションの場合は事前の確認が必須といえます。
マンションによっては葬儀を禁止しているところもあり、エレベーターに棺が入らないケースもあり得ます。
故人との最期の時間を落ちついて過ごせることが支持されている家族葬ですが、集合住宅の2階以上に住んでいる場合は特に注意が必要です。
一戸建ての場合も近隣住民に迷惑をかけないような配慮を心がけましょう。
家族葬にかかる費用は家族の考え方により決まる
家族葬にかかる費用は、一概に決まっているものではなく家族の考え方ひとつで数万円からそれ以上の差が出ることがあります。
家族葬とは言っても、棺や位牌などはランクがありますし戒名なども付ける場合には、料金にダイレクトに反映されます。
大切な人が亡くなった時に、悲しむ間もないくらいに色々な選択を余儀なくされるのがお葬式です。
少しでもアットホームな感じで執り行いたいと考えた場合、家族葬を選ぶ人が増えています。
費用的な面だけでなく、総合的にh家族の考え方を反映させることができるのが、この方法の特徴です。
コンパクトな式になりますので、派手さはありませんがその分温かみがあったり料金を少し出せば華やかさをプラスすることもできます。
家族葬は、家族が式をどのようにしたいかという考え方によって決定しますので、これといった決まりごとはありません。
ただ、一般的な葬式と比べると料金は安めになっているので経済的な負担も少ないです。